
こんにちはカメラマンの河村宏一です。
この写真はキングレコード JAZZ CDジャケット撮影で何か臨場感ある表現出来ないかと録音スタジオで思いついたのが僅かにブレてる写真。
ブレ方も微妙なので動きとシャッタースピードの関係が難しく
確かこのカットは8分の1秒だった気がします。
写真表現は色々あるけどあまり気をてらった表現は好きじゃないのでこの位が私とって丁度良いです。
カラーポジフイルムの時代も当時流行ってた彩度の異常に高いベルビアは使いたくなく雑誌とか広告の仕事も割と大人し目のコダックエクタクロームフイルムを使ってました。
現在もデジタルカメラ撮影でもプロファイルはビビットな色あいのプロファイルは選ばずオーソドックなプロファイルを選んで撮影してます。
ダイナミックレンジを幅広く確保して豊かなグラデーションを Rawデータから得て Raw現像を割とフラットで現像してからカラコレします。
この考え方はモノクロフイルム撮影の時代から一貫して守ってます。